60歳となって起業した私に、人はこう言います。
「金貯めっとたね」「財産あるとね」
実際は、全然です。背水の陣の起業です。
思えば、若い時は、将来を見据えた資産形成に取り組むことはありませんでした。
いえ、取り組まないこともなかったけれど、少し貯まると予定を変更して車を買ったりして、運用の成果を得ることなく、定年退職した今も住宅ローンが残ってしまいました。
これまでの人生もそれなりに楽しっかったので、そんなに後悔はありませんが、資産形成に関しては後悔しています。
「もっとうまくやるべきだったし、やる方法もあったのに」
先日テレビで、厚切りジェイソンさんの話を見ました。
彼は、アメリカの株式が運用されている投資信託一択で投資しているそうだけど、その運用結果が結構衝撃的でした。
「アメリカのダウ平均株価は、それが計算され始めた1800年代の終わりから、140年近く、どの20年をとっても、平均利回りは、6%を超えている」
というものです。
戦争や恐恐など暴落した時期もあるけれど、そんな時代を含めて、6%以上で運用されているとの事です。
10万円を6%で30年間複利で運用すると、575万円となります。
20年間で、320万円を超えます。10年間で、179万円です。
もし、毎月1万円づつ積み立てて、年6%で複利で運用すれば、30年で、1千万円を超え、10、045、150円となります。
原資は、360万円です。
米国株を中心としたインデックスファンドに投資し、それがダウ平均並みの運用実績を上げたとすれば、可能だったわけです。
実際は、投資信託はよりよい投資先を選択するので、ダウ平均より高い利回りを実現します。
「投資信託」、「複利」恐るべし!
今更ながらそう思ってます。
今の僅かばかりの預金を投資信託にしようと考えて出しています。