ちょっと古いですが、平成30年住宅・土地統計調査から空き家の現状について数字で見ていきたいと思います。

・総住宅数も増加率は減少傾向
平成30年10月1日現在の総住宅数は、6,242万戸となり、平成25年から179万戸増加している。しかし、その増加率は、平成15年以降減少しており、平成30年は、3.0%の増加にとどまっている。

・空き家率は、13.6%と過去最高
別荘などの二次的住宅を除いた空き家戸数は、808万個、全体の12.9%となっている。

・佐賀県は
総住宅数は、352万戸のうち、空き家数は、5万戸で、二次的住宅を除く空き家率は、14%となっている。
平成25年は、12.4%となっており、空き家率が、1.6%増加しており、増加率でみると全国で6番目となる。

・唐津市は
令和2年度に空き家等実態把握調査を実施しており、市のHPで見ることが出来ます。
それによると、3,107戸の空き家について調査しています。
全体に占める割合は、不明です。
また、調査が出来た空き家が、3,107戸であり、唐津市の空き家の総数ではないようです。

ザックと中身をみると、不良判定度A(そのまま使える)の空き家が、1,419戸、不良判定度B(管理は行き届いてていないが、危険度は少ない)1,036戸あり、2,455戸がまあいい状態と言えるのではないでしょうか。
また、調査では、空き家の市場性の判定もしており、賃貸も売買も容易と判断されるA判定の空き家が、436戸。賃貸、売買の期待ありのB判定の空き家が、482戸となっています。
A判定とB判定の空き家の合計が、918戸となります。

例えば、ある大手の不動産サイトに載っている唐津市の中古戸建は、約120戸ほどです。
良い物件は、直ぐに売れるので、市場に出てもサイトに掲載されていないものもあるとは思いますが、流通にのれそうだけど世にでていない中古物件も数多いと言えるのではないでしょか。

そのような物件にどうアプローチするのでしょうか。
色々
チャレンジしたいと考えています。

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